埼玉県 アイロン使い鑑識中出火

＜建物火災＞

1.発生年月日：２０１１年６月２７日　午前１１時４５分頃
2.場所　　： 埼玉県
3.業種　　： 警察署
4.関連物質： ー
5.死傷者　： ー
6.概要　　： 庁舎１階相談室で、拾得物の封筒１枚や新聞紙、ビニール製の床用マットの一部が焼けたり、焦げたりするぼやが起きた。同署刑事課の巡査が指紋を採取するため、アイロンを使った鑑識作業をしていた。同日午前、同署管内の産廃業者が、回収した廃棄物の中から、現金が入った十数枚の封筒を見つけ、拾得物として届けた。巡査が現金を取り出したうえで、指紋の有無を調べるため、特殊な有機溶剤に封筒を浸し、新聞紙に挟んでアイロンをあてて乾かす作業をしていたところ、発火したという。現場は、困り事相談など多目的に使っている部屋で、産廃業者や会計課の男性係長らも立ち会っていた。火事に気づいた別の署員が消火器を使ってすぐ消し止めた。現金とほかの封筒は無事で、指紋採取の作業は後日行うという。