2012年3月28日水曜日

広島県 焼却場 高温スラグ流出

<高温災害>

1.発年月日:2011年4月17
 午後0時20分頃

2.場所  : 広島県

3.業種  : ごみ焼却場
4.関連物質: ー
5.死傷者 : ー

6.概要  : 
ゴミ焼却場(地上7階、地下1階)で、2基ある灰溶融炉(直径約3m、高さ約1.2m)のうち、稼働中の1基の底部から、焼却灰を溶かしてできた約1300℃の「スラグ」が流出。炉は緊急停止された。消防車17台が出動し、放水してスラグを冷却した。工場内にいた職員11人は無事だった。工場は2003年12月から稼働。炉は24時間操業で、ゴミの焼却灰をプラズマ放電で溶かし、舗装材などに再利用するスラグを1日35t製造する。 事故のあった炉は2~3月に定期点検した際、異常はなかった。もう1基は整備中だった。一方、ゴミの焼却は別の炉で通常通りできるという。炉底部に3か所の穴があることがわかった。穴は縦約5~30cm、横10~60cm。炉の厚さは約80cmで、約1700℃の耐熱性があるという。この事故で壁や床など約70平方mを焼失した。運転管理を委託されている業者の対応が不適切だったことが原因だった。火災発生の3日前から運転操作室の監視する画面に異常な兆候を示す数値が表示されていたり、前日には警報音が鳴っていたりしたにもかかわらず適切な対応を取らなかったため、溶融物が外部に漏れた。また、炉内底に敷き詰めていたレンガが侵食された理由は、特定できなかったとしている。



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