山口県 住宅など21棟焼ける 1名死亡

＜街地火災＞

1.発年月日：2012年11月13日　午前1時50分頃
2.場所　　： 山口県
3.業種　　： 住宅密集地
4.関連物質： ー
5.死傷者　： 1人死亡
6.概要　　： 漁業男性方から出火し、木造2階建て約143平方ｍの男性方や倉庫、アパートなどを焼き、約2時間後に鎮火した。
最終的な被害は全焼８棟を含む２１棟、焼失面積は計約1220平方ｍとなった。この火事で20世帯42人が焼け出された。
火元となった男性方の焼け跡から見つかった遺体の死因は焼死。
現場は、強風が吹いていたうえ、住宅密集地で、人１人が歩ける程度の通路が入り組んでおり、消火活動が難しかったことが被害を拡大させたとみられる。

気象台によると、山口県全域には11月9日昼以降、強風注意報が出されており、現場の市では11月13日午前2時に風速6.3ｍを観測した。

また、同日午前、火災現場から約250ｍ離れた市のグラウンドでも、約600平方ｍにわたって草などが燃えた。付近に火の気がないことや風向きなどから、強風で火の粉が飛んだとみている。