#2009-11 #japan 原発火災：原発で火災、地震後11件目

新潟:原子力発電所3号機のタービン建屋1階で、天井クレーンの巻き上げ装置のブレーキ部から煙が発生。けが人や放射性物質漏れはなかった。

1.発生年月日：2009年11月19日午前10時頃

2.場所：新潟県

3.業種：原発

4.関連物質：ー

5.死傷者：なし

6.概要：

原子力発電所3号機のタービン建屋1階で、天井クレーンに部品を吊るしてワイヤの動きの点検中、巻き上げ装置のブレーキ部から煙が発生した。作業員が消火器で消し止め、けが人や放射性物質漏れはなかった。

調査の結果、巻き上げ装置のブレーキが外れきらないまま作動させたため、ブレーキドラムが過熱して内部の塗料が燃えたものとみられる。

同原発での火災は、2007年7月の中越沖地震後11件目。これを受け、県知事は6号機の営業運転移行への同意を先送りした。