茨城:産総研の廃棄物倉庫で漏水事故。コンテナの一つにたまっていた水から、下水道法に基づく基準値の約4000倍に達する高濃度のPCBを検出。
1.発生年月日:2009年10月20日午後2時頃
2.場所:茨城県
3.業種:産業技術総合研究所
4.関連物質:ポリ塩化ビニフェール
5.死傷者:なし
6.概要:
産総研の廃棄物倉庫で漏水が起き、水質調査を行ったところ、有害物質のポリ塩化ビニフェール(PCB)を含むコンデンサーなどを保管していたコンテナの一つにたまっていた水から、下水道法に基づく基準値の約4000倍に達する高濃度のPCBが検出された。
産総研によると、倉庫の天井近くを通る配水管のバルブが老朽化し破損、少なくとも100立方mの水が漏れてあふれ出し、マンホールをつたって外部に流出したらしい。産総研では再発防止策を講じるとともに、所内全体の配管をチェックして同様の危険がないか、早急に調べる方針。
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