アメリカ:観光用ヘリコプターと小型プロペラ機が空中衝突、両機は川に墜落し、双方の搭乗者計9人の生存は絶望視されている。現場上空は航空管制下になく、再三の安全に関する勧告は無視されていた。
1.発生年月日:2009年8月8日正午頃
2.場所:アメリカ
3.業種:観光
4.関連物質:
5.死傷者:4人死亡5人不明
6.概要:
ハドソン川上空で、観光用ヘリコプター(乗員1人、乗客5人)と小型プロペラ機(乗員1人、乗客2人)が空中衝突、両機は川に墜落した。市は、搭乗者の生存は見込めないとの見方を示した。
事故当時の快晴で視界は良好。目撃証言によると、小型機の右翼がヘリコプターの後方回転翼に接触して折れ、音とともに双方とも墜落したという。
ヘリによる遊覧飛行は観光客に人気が高いが、高度1100フィート(約340m)以下のハドソン川上空は航空管制下になく、操縦士は無線交信と目視で衝突を回避しているという状況。米国家運輸安全委員会は2002年以降、安全に関する勧告を16回も行っていたが、いずれも実施されていなかった。
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