岐阜:北アルプスの山中で、遭難者の救助に向かった県防災ヘリコプターが墜落し、操縦士ら乗組員3人が死亡した。
1.発生年月日:2009年9月11日午後3時20分頃
2.場所:岐阜県
3.業種:救助隊
4.関連物質:ー
5.死傷者:3人死亡
6.概要:
北アルプスの山中で、遭難者の救助に向かった県防災ヘリコプターが墜落し、操縦士ら乗組員3人が死亡した。
現場は「ジャンダルム」と呼ばれる岩峰付近。午後1時40分頃、登山グループから出動要請を受け、ヘリが現地に向かった。3時5分頃、上空でホバリングしながら救助に向かう航空隊員らをロープで地上に降ろした直後、後部のローター(回転翼)が急斜面の山肌に接触してバランスを崩したとみられる。機体は操縦席部分と尾部に破断され、約400m下のがけに落ちた操縦席部分は大破して炎上した。救助に向かった県警のヘリが3人の遺体を収容した。
現場周辺は、岩肌がむき出しになり、稜線や斜面が不規則な地形。当時は現場上空に濃いガスが発生しており、気象の急激な変化が事故につながった可能性もあるとみて調べている。
0 件のコメント:
コメントを投稿